明るさ調整機能の3つのバー
はてなフォトライフに明るさ調整機能がついた(g:hatena:id:hatenafotolife:20081229:1230547596)。Eye-Fiカードからの自動アップロードや携帯からの登録の場合には、あらかじめ画質調整しておくことができないので、この機能は非常に有用だろう。また、PCからでもアップロード後に調整ができるのは便利だ。
ただ、「ハイライト」「明るさ」「シャドウ」の3つのバーがそれぞれ何を意味するのか説明がないので、いくつかのパターンを試してみた。なお、トーンカーブを描いてみたが、間違っているかもしれないのでご容赦を。
ハイライト
→ | → | |||
オリジナル | ハイライト 50 | ハイライト 100 |
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ハイライトの値を大きくすると、一番暗い部分はそのままで明るい部分がより明るくなる。中間調の部分も引き上げられる。トーンカーブの傾きは大きくなっている。
シャドウ
→ | → | |||
オリジナル | シャドウ 50 | シャドウ 100 |
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シャドウの値を大きくすると、全体的に暗くなる。トーンカーブでは、平行に下に移動している。
シャドウとハイライトは語感から反対の機能のように思えてしまうのだが、実際にはハイライトが暗い部分はそのままだったのに対し、シャドウは明るい部分まで暗くなるという点で反対の機能ではない。むしろ「明るさ」と対になった機能である*1。
写真に適用した例
ヒストグラムの右端のピクセル分布がほとんどない | 「明るさ」によって全体的に明るくなってはいるが、元々黒かった部分が灰色になり、全体的に白けてしまっている。 | 「ハイライト」によって、黒い部分は黒いままで、ハイライト部が明るくなった。 |
オリジナル | 明るさ 30 | ハイライト 30 |
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本来3つのバーはどうあるべきか?
- 「ハイライト」はとりあえず問題ない。
- 「明るさ」はセンターを初期値とし、プラス側で明るくなり、マイナス側で暗くなるようにすべきでは?「シャドウ」とバーを分ける意味がない。
- 「シャドウ」は「ハイライト」の反対の機能であるべきでは?*2
*1:idea:22750のid:fmht7さんの“「明るさ」に対して「シャドウ」が暗さにあたるのでしょうか ? ”というコメントが最初理解できなかったが、実際に試してみたところ正しかったようだ。
*2:idea:22774に登録。