アイデアの検討基準

はてなアイデアには、毎日たくさんの要望が寄せられている。その中から有用なアイデアを拾い出すために、当初は「株」の売買によって決まる時価総額を参考にしていた*1

それが破綻した後、今度は1000株に到達したアイデアを片っ端から見ていくという時期もあった*2

最近でも、一応ほぼ毎日、淡々と検討がされている。でも1000株に達しているものが全て検討されているわけではない。アイデアの運用に関してアナウンスがあるわけでもなく、またミーティングの音声もpodcastされないので、最近はアイデアがどのように検討されているのか、誰が検討しているのか、検討の基準があるのかなど、様子が伝わってこない。

そんな状態なのだが、今回「求人情報」のページではてなアイデアの様子を少しだけうかがい知ることができた。

aircastle はてなアイデアhttp://i.hatena.ne.jp/)でユーザーさんの方からあがってきた不具合を、要望数が多いものから順番に対応したりだとか、この機能を追加したらもっとユーザーさんに使ってもらえるだろうなというものについてコードをアップしていく感じです。コードを書いたら上長の大西さん(id:onishi)からアドバイスもいただけます。
株式会社はてな

(boldはideatesterによる)
いつの間にか、「要望数が多いものから順番に」というルールができているらしい。要望数というのは、アイデアに乗っかっているユーザー数だろう。てっきり1000株に達したものから見てもらえると思っていたので、重大な不具合は一気に1000株にしたりしていたのだが、これは逆効果だったようだ。重大な不具合こそ、少ないポイントでベットしないといけないということか。今後は気をつけよう。

*1:はてなでは、各アイデア時価総額などを参考にしながら新機能の追加や不具合の修正を行います

*2:1000株に到達したものについて随時検討内容をご報告しつつ、対応を進める」、「最近は1000株達成のものは全部目を通すようにしています」、「1000株に達するとはてなが順次検討します